【新年のご挨拶】

新年明けましておめでとうございます。2022年は、オトノワプロジェクトにとりましてRestart(再出発)の一歩となる活動となりました。活動の中心となったのは令和4年度文化庁派遣事業でした。皆様にお届けするプログラムを作るにあたって『守るもの、新しいもの』を常に再構築することは重要なことだと考えており、震災復興支援活動として10年が経った今、私たちがお届けできるものも、子供たちが求めるものも変わってきました。

コロナ禍において、特に子どもたちにとっては我慢が続いている3年間。関東と東北でも学校の状況は違いますが、それでも少しずつ前向きに変化し、音楽を聴いて、笑顔になれる、笑い声を出せる、友達と同じ空間で楽しむことができる。各学校へ伺う際も、すこしずつ雰囲気や環境がいい方向へ進んでいることを実感致しました。

そして、私たちにとって、こども園、幼稚園、保育園、小学校の先生方との出会いは、本当に貴重な財産となっております。子供の頃から沢山の先生方に温かく見守られて育つことが出来たのだと改めて実感しております。番外編で先生方に向けてのコンサートを企画できたら楽しそうです。

いよいよ2023年も始まりです。

笑顔と希望、感謝の気持ちを持ち続け、『変化』と共に奮闘していきたいと思います。

日頃お世話になっている皆様へ敬意と感謝を込めて。

皆さまにとって良い年になりますように。どうぞ本年もよろしくお願い致します!

オトノワプロジェクト主宰

香川真澄